2017.08.06 13:10Art of Soul一個の芸術として生きるということ私たちは美しいものに対して、ただひたすら謙虚でなければならない。私は美しいものに触れるたびに、自分がそれらのものによって生かされていることを実感する。そして自分というもののなかには、一切美しいものなどないということを・・・。(この無防備な感謝の瞬間こそが、正に私たちの生が本当に花開くときなのだ。生きるということは、このような瞬間をひとつひとつ大切に摘みとってゆくこと...
2017.08.02 16:32Amor Fati愛するということは、あの決して始まらず、そして決して終わらない空間の内に身をゆだねることだ。二つの熱源が手のひらのうちで溶け合い、永遠の交感が・・・そして同時にその感覚自体、自分のものではないと感じられる「交感の溶解」が生じるあの空間の内に身をゆだねることだ。『愛しているという言葉は常に、そして永遠に、繰り返し発され続けている。』・・・そして必ず、不安のうちに「愛している」という言葉が発せられる。...